ガンと戦う母のために結婚式で髪を剃る新郎新婦

Bride Shaves Head On Wedding Day To Support Mom With Cancer

ある新郎新婦が、結婚式の日に新婦の母親のためにユニークなサプライズを計画しました。それはがんと闘う母親に寄り添うために、ダンスフロアに出て頭を剃るというものでした。ニュージーランドのオークランド出身のルナ・マカパガルさんは、ステージ4の卵巣がんと診断され、2020年の初めには、手術と化学療法に加えて、放射線治療とがんを抑えるための薬を服用していました。ルナさんの娘のジョニーさん（20歳）はお母さんをこれまでの経験に寄り添って頭を剃って驚かせたいと思っていましたが、結婚式の日を前に、当時の婚約者であるアリスターさん（20歳）が、さらに一歩進んだ方法を提案しました。アリスターは、結婚式の日に二人で頭を剃るべきだと考え、11月21日、少し緊張しながらもジョニーはその計画を実行することにしました。

教会で式を挙げた後、ジョニーとアリスターはダンスフロアに向かいました。ジョニーが頭を剃り始めると、アリスターはまず座っていました。その後、会場が笑いと涙に包まれる中、2人は入れ替わり、アリスターが妻の髪を剃り落としました。

夫妻は寄付ページを開設し、集まった資金は夫妻の故郷であるニュージーランドのがん協会に寄付されます。アリスターは、がんと闘う人たちは決して孤独ではなく、常にサポートを受けられるということを示すために、妻が母親のために行った行為に参加したかったと語っています。悲しいことに、結婚式から2カ月後の2021年1月12日にルナは亡くなりましたが、夫妻は自分たちのストーリーを伝え続け、意識を高めています。