象の赤ちゃん救出劇　

Baby Elephant Rescued From Mud Pit After Two Days

2日間も泥穴に閉じ込められていた子ゾウが劇的に救出されました。地元の漁師さんからの通報を受けた密猟防止団体「Bumi Hills Foundation」のチームが救助に向かいました。救助に駆けつけたチームは、泥に埋もれた子象の頭を必死に持ち上げ、母親は必死になって子象を掘り出そうとしていました。地元の人によると、象を発見したのは2日前だったそうですが、遠隔地であるため、メッセージが誰かに届くまでに時間がかかったそうです。ブミ・ヒルズ基金のチームは、ボートで赤ちゃんの元へ行こうとしましたが、苦しそうな母親に襲われてしまいました。やむなくダーツ銃で母親を固定し、鎮静剤を投与してから近づきました。ジンバブエのカリバ湖の猛暑の影響で、母子ともに体調を崩していたのです。一刻の猶予もないと判断した彼らは、子象を解放するために必死に土を掘り、そして30分後、お腹に巻いたロープを使って赤ちゃんを運び出しました。やがて母親の意識が戻り、診察を受けた後、よろよろと立ち上がり、子供を連れて茂みの中に入っていきました。